はじめに
前月号で取り上げた作成すべき人事考課基準の数が決まったら、次にその内容を具体化していきます。
今月号以降では人事考課制度構築の手順について解説していきますが、今回はこの人事考課基準作成の考え方を取り上げます。
人事考課基準とは社員が働くうえでの「指針」を示すもの
会社にはそれぞれ 何を自社の強みとし、それをどのように活かして顧客からの支持を得ていくのか 、という経営方針、基本戦略があります。
これを現実に実行していくのは現場で働く一人ひとりの社員です。
人事考課基準とはこの社員が働くうえでの「指針」を示すものでなければなりません。
このように考えると、人事考課基準には次の 2つの要素 が必ず含まれていなければならないことになります。
�� どのような成果を上げることを目指して
�� どのように考え、行動すべきなのか
�，麓勸�が何を実現することを目指すべきなのか、 「仕事の目的」 を明らかにすることです。
�△呂匹里茲Δ帽佑─�行動することが 「自社の強み」 を発揮することにつながるのか、を明らかにすることです。
�△鯡世蕕�にすることによって、�，鮗存修靴討い�。 人事考課基準を作成するとは、社員が担う職務ごとに上記２つの要素を定義していくこと なのです。
〜 人事考課基準作成の考え方 〜
社員が担う職務ごとに
�� どのような成果を上げることを目指して
�� どのように考え、行動すべきなのか
を定義していくこと
社員が働くうえでの「指針」を示すこと
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