本稿で“全員正社員時代”とは次のとおり定義することとします。
90年代半ばまでは多くの会社において上記“全員正社員時代”であったといえると思います。
“全員正社員時代”の労務管理上の意識の特徴としては次のような点が挙げられます。
2017年となった現在、“時代”は客観的事実として変わっているものの、上記“意識”は色濃く残っている、という会社がまだまだ多いのではないでしょうか?
抽象的にではなく、具体的に自社において次の点を客観的に事実として把握することが“意識”を改める出発点となります。
“意識”を改めなければトラブルは必ず起こります。
国が掲げる「働き方改革」について、法律やガイドラインで決まったことだからいやいややるのではなく、
が今まさに求められているということができるでしょう。